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ハヤトはドキドキしながら夜の街を歩く。
建物は沢山あるものの辺りは閑散として暗く、女性が歩いては危険な場所だ。
そんな時一人の男がハヤトの前に現れた。
黒い衣服を纏い青白い顔に長い銀髪、目に隈(くま)の出来た何とも不気味な男だ。
(来たな、モンスター)
ハヤトはそんな男を見てほくそ笑んだ。
「お嬢さん、やらないか?」
男は話しかけてきた。
「良いぜ、男でも良いというのならね♪」
ハヤトは自分のものを見せた。
「ウホっ、良い漢♪」
男はハヤトを男だと知っても棒は熱り立ち興奮している様子は治らない。
(何っ!こいつノンケか!?)
ハヤトは内心焦る。
男は毒針を吹きかけてきた。
ガバッ!
ハヤトは咄嗟に身を躱した。
「ふうっ、危ないところだったぜ…」
ハヤトは武器を取り出し戦いの体勢を作った。
『ふっ、人間ごときがモンスターである私に敵うと思ってか!』
男、いや吸血鬼はハヤトに襲いかかってきた。
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