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「モンスターとの戦いなら慣れてるよ!」
吸血鬼は人間離れした鋭い爪と牙を見せる。
これは吸血鬼の攻撃前の威嚇である。
二つのナイフを構えたハヤトと鋭い爪と牙で襲いかかってくる吸血鬼のバトルが静粛な夜の街で繰り広げられた。
ーーー宿屋の中
「ハヤトの奴、遅いなー、バーで女と戯れてるのか?」
チャラいハヤトならあり得ると思うベリアルだがどうもハヤトの帰りが遅いのと嫌な予感が消えないのに戸惑いを隠せない。
ーーー夜の街。
「糞、ファック!」
流石のハヤトも吸血鬼の前には押され気味だ。
ハヤトは尻もちをつき余裕の表情の吸血鬼を睨む。
『どうした?さっきまでの勢いはどうした?』
吸血鬼は目の前の窮地に立たされているハヤトを見て性的に興奮している。
『良いねその表情、吸血鬼である私とって最高の餌だ!』
「ふっ、こうなったら奥の手を使うしかないな」
『何!?』
そしてハヤトは奥の手を使った。
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