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「無人剣十字丸!」
ハヤトは二つの剣を十字架にして作った。
『何をしてるんだ?』
「ファック!これならどうだ!」
ハヤトは十字架が効かないとなるとニンニクを投げつけた。
『俺に敵わないとわかっての悪あがきか!?』
「ぐあっ!」
ハヤトは吸血鬼に倒され何処かへと連れ去られた。
ーーー宿屋。
一方、ハヤトの帰りを待つもののハヤトはいつまで経っても帰ってこない。
流石にベリアルは居ても立っても居られなくなった。
「ハヤト…!ひょっとして…!」
そしてベリアルは剣と装具を身につけ外に飛び出した。
走って行く最中、二人の男が話しているのを耳にする。
「自警団が吸血城に向かったが返り討ちにされたらしい、うちの娘もいつ攫われるかヒヤヒヤしてるってのに…」
「そういやさっきも日本人の女の子が吸血鬼と戦ってたけどやられてさらわれたらしいぜ」
(日本人の女の子?ハヤトの事か?)
ベリアルは二人の男の話が気になり、男達の元に駆け寄った。
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