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抱き寄せられた少女はハヤトの肌の温もりを感じるが下を見るとハヤトの足と足の間の宇宙生物に気づく。
「え?君って男の子?」
少女は目を丸くした。
「まあね、よく女の子に間違えられるけどさ♪」
呑気な口調で返すハヤト。
「吸血鬼は男の子でも襲っちゃうの?」
「まあ可愛ければ男の子も女の子も関係無いみたいだね」
ハヤトは言う。
「うぅ、寒いよ…」
少女は体を震わせる。
そう言えば着せられている服は腹を温める程度の粗末な服で素足と腕は露出している。
そして秋に差し掛かった所で夜の肌寒さが肌を突く。
寒いのも無理はない。
「こうしてあげるよ♪」
そう言うとハヤトは少女に抱きつきモフモフした。
「こうしてると寒くないでしょ?」
「可愛い顔してチャラいのね♪」
少女は顔を赤らめるがハヤトの好意にそのまま身を委ねた。
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