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ベリアルの活躍により吸血城は全壊し囚われていた女性達は助けられた。
マリナは何と街長の娘だった。
助けられたお礼にと屋敷に招き入れられるベリアルとハヤト。
マリナはハヤトにはべったり引っ付く一方ベリアルは何故か遠ざけられ睨まれていた。
(くっそ俺はお前達を助けた勇者なんだぞ!何故そのような扱いを受けなければならぬ!?)
ベリアルはハヤトが厚遇される一方自身は冷遇されるのに苛立ちと嘆きを感じていた。
「マリナちゃん、ベリアル君は僕や君達を助けてくれたんだから優しくするべきだよ」
とハヤトは諭したがずっとマリナはハヤトには恋人のように懐きベリアルには親の敵のように見る姿勢を止めなかった。
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