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「そこでね。瀬戸君。私達の計画を知った以上、協力してもらわないと困るの。分かる？」
俺はこの場を凌ぐために協力する素振りをしてみることにした。両手を上げていかにも参ったという仕草をしながら言った。
「どうやら尻尾を巻いて逃げ出すわけにはいかなくなったようだな」
内心、一刻も早くこの場を立ち去りたかったのだが。
「流石だわぁ。私が目をかけてただけのことはあるわぁ」
「班長、いいんですかい？もう計画は実行中な……」
合田の言葉を遮り班長が怒鳴った。
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