第2章 昭環42年 嵐の夜に……

5/24
前へ
/24ページ
次へ
 化け物は一度は倒れてもまた起き上がり接近してきた。真正面でペダルを漕ぐ班長が叫んだ。 「瀬戸君!!あいつらに銃は効かないのよ!!早く漕いでよ!!!」 「何なんだ畜生!」  俺は銃剣を置き、無我夢中でペダルを漕いだ。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加