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「はーい! 今度は君達とお話ししてみたいと思っていたんだ! りょうちゃん久しぶり!」
午後になって3年生だけで話し合いが始まり、りょうは勇姫とマオに半ば強制的に街に連れ出されていた。
で、例に漏れずに3人はかなめに声をかけられていた。
「あ、この前の人助けのお姉さん。名前は確か都塚さん……えっ、あなたが都塚かなめさん!? って事は!?」
「そうだよ。あの時は立派だったね。りょうちゃんの勇気がアイモガイトに打ち勝ったんだ。あ、復活したアイモガイトに完全にトドメを刺したのは私だけどね」
「りょうちゃんの勇姫だなんて、嬉しい事言ってくれますね」
「意味違うと思うけどな」
「りょうは私とデート中だからジャマしないで。グッバイ!」
「いや、ここはお話ししておいた方が絶対に良いんだと思うんだけど……」
「そうだよ、私と話しておいた方が何かと有意義だと思うよ。まぁ、立ち話もなんだから何処か喫茶店でも入ろうか」
「「「お金はしっかり払ってくださいね!」」」
「払うよ!!」
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