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「なるほど、勇姫ちゃんとマオちゃんはりょうちゃん目当てでブレイ部にいるけど、妹達にもそれなりに世話になっているんだね」
「今りょうちゃんの役に立てるのは先輩達の考えてくれた訓練のおかげでもありますよ。おかげで一人前に戦えるようになりました。りょうちゃんがタカラジャンヌに夢中になるので邪魔な時もありますが」
「今も日本語とかたくさん教えてもらっている。日本の文化も面白い。でもその時間りょうといたい!」
「やっぱりそれなりに世話になっているわけだ。うん、頼もしい先輩だね」
ーーピロリン!
「あ、先輩達からメールが来た。話し合いが終わったからまた部室に集まって欲しいって」
「せっかくのデートが」
「オワッテシマッタ」
がっくり項垂れる勇姫とマオ。
「りょうちゃん達とお話しできて楽しかったよ。さ、行ってきなよ」
「あ、はい。私も楽しかったです。かなめさん敵とは思えないくらいに良い人で」
「まぁ、良い人と言ってくれるのは嬉しいけど、今の私はメガロード、敵には変わりないよ。だから次会う時は戦場だね。妹達にもよろしく頼むよ。……そうそう、そろそろダイバーンを生んだ呪いの力がかなり強まってしまう。そうなったら私が出さなくても深きものが生まれてしまうかもしれない。君達には今まで以上の苦労をかけてしまう事になる。頑張ってね」
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