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深夜の宝富市を照らすスポットライト。
そのライトに照らされているのはそれぞれメインカラーが紫、黄、青の3体のロボット。
その3体のロボットが強盗ロボットの前に立ちはだかる。
「宝富の平和を乱す悪党ども!」
「このスクールブレイバーが!」
「成敗します!」
3体のロボットが強盗ロボットに向けてビシッと指を差す。
「な、なんだぁ? あいつらは?」
「あ、あ、あ、姐さん! まさかあれは噂のスクールブレイバーではないですか!? こいつはマズイですよ!!」
明らかに動揺する手久下瑠衣。
「へっ、スクールブレイバーが何だってんだ!? おうおうおう!! このあたいらとやりあおうってのかい!? いい度胸じゃねぇか! 返り討ちにしてくれるよ!」
「姐さんかっこいいっす。惚れ直しました。そうだそうだ! スクールブレイバーなんて怖くないぞ!! こっちにはとっても強い姐さんがいるんだ! スクールブレイバーが何だっていうんだ!! 怖くないぞ!!」
スピーカーからアネッサ伊藤と瑠衣の怒号が鳴り響く。
「投降する気は無し。2人とも準備はいいね、いくよ!」
「「了解!!」」
スクールブレイバーと呼ばれる3体のロボットは駆け出す。
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