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10分程歩いて、目的の休憩所に着いた。
中を覗いてみると、入り口にレジ兼カウンターがあった。カウンターの奥にラウンジスペースがあり、壁ぎわに長テーブル、椅子が20個。更にその奥に、本棚スペースがある。
内部の装飾は、分野の内容が内容だけに、はっちゃけた感があり、外観と内部のコントラストが微妙におかしい。
「いらっしゃいませ。奥にどうぞ。」
カウンター後ろに、コヒーポットが置かれていた。コヒーの横に“コヒー募金をお願いします”と丸文字で書いてあった。
奥の本棚まで行くと、山の中腹という地形を生かして右手に半地下構造となっており、壁という壁が本棚になっていて、大型書店並みの蔵書の数で驚いた。
適当に目についた本を三冊と、コヒーを淹れラウンジスペースの比較的明るい場所に座った。
ちなみに、コヒー募金は、ポケットに入っていた300円を募金箱に入れた。
窓から差し込む日の光、木のもつ温かさ、うるさくもなく静かすぎもせず、読書をするには最適な環境。
30分位心地よい環境の中で読書を楽しんだ俺は、三冊のうちに一番気に入った本を購入して、休憩所を出た。
「頂上に行ってみるか」
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