7、二人きりの夜の過ごし方

23/33
前へ
/236ページ
次へ
リビングに差し込む光で目覚めるとそこには課長の顔が。 「うわっ。」 びっくりしたぁ。そっか、昨夜ここで寝たんだっけ。 あれからも課長と熱い口付けを何度も重ね、お互い気持ちも体もかなりテンション上がっちゃったんだけどさすがにあんな騒ぎがあった後にそれは不味いと、課長が。 ご両親に合わせる顔が無いと。 真面目かっ。 散々、あんな、濃厚なキスをしておいて煽るだけ煽っておいてお預けなんて…… ワンっ。 お母さんにお預けされてるポロンの気持ちが分かるわ。 でもまぁ、仕方ないよね。 私には部屋で寝るようにと言い、自分はソファを借りて寝るからと言う課長の隣で強引に一緒に眠った。 狭かったけど離れて寝るのちょっと怖かったし少しでも側に居たかったから。 すると課長は私をぎゅっと毛布ごと抱きしめ眠ってくれた。 それはそれで素敵な夜だった。 だけどさぁ、課長ともし結ばれるのならーーー
/236ページ

最初のコメントを投稿しよう!

925人が本棚に入れています
本棚に追加