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金鉄:小鉄……ごめんのぉ……もうあの時みたいには体が動かんのじゃ……………じゃが忘れんよ…………小鉄と電車を車で引っ張ったりしたのぉ……本当に楽しかった………わしは恵まれとるよ…………………また元気になったら遊ぼうな…
母は下を向いて首を横に振っていた。
小鉄:あぁ…当たり前だよ………すぐに良くなるさ……だから…喋るなよ…
小鉄の顔は涙で光が幾重に反射していた。
自分がじいちゃんの病気に早く気付いていたら…と思うと無力さを痛感した。
金鉄:皆………ごめんの……何か眠くなって来てしまったわぃ…
ありがとうな…
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