趣のあるcafe

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慌てて店から飛び出したら、店先の段差に躓いて転んだ。 「ねぇ、君大丈夫?」 偶然そこにいた男性に助けてもらった。 「君は、なんであの店から飛び出してきたの?」 「誰もいなくて怖くなったから」 今にも泣きそうな声で伝えた。 そしたら彼は、衝撃の言葉を放つ。 「君は、視える人じゃあないんだね。ちょっとがっかりだな。同類かと思ったのに。」 「え?どういうことですか?」 「幽霊御用達のごく普通のcafeだよ。」
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