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狭い風呂場の前の洗面所の空間で、貪る俺の愛撫に反応する彼女を見ながら、 妻が妊婦だと言う事を自覚する理性は残っていたが、 いい反応するから、舌だけで、もっと攻めたくなった。 「…っん…」 身体を仰け反って、感じ過ぎて子宮が収縮するんじゃないかって、こないだ見た雑誌のことが頭に過ぎって、 ここらで、辞めとこって、 一応、お腹の中の子に遠慮する。 表情をチラ見で確認して、反応を確かめながら、ツンと立った乳首を、また唇と舌で含んだあと、 最後に、少しだけ大きくなったお臍にキスをして、落ちたタオルを身体に巻いてあげた。 「俺も風呂入ってくる」 シャワー浴びながら、前に産婦人科でみた雑誌の、妊娠中のSEXの体位の挿し絵を思い出して、 今の体調なら、ちょっとくらい後で続きも出来んじゃないかって期待なんかして、身体を磨く。 お腹が張ったら、中断することって書いてあったけど、お腹が張る、って、張るって何だ? って、 シャワーを浴びながら、疑問がうまれた。
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