2016 夏~秋

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*息子のcollection* 我が長男は中学二年生である。 和柄が好きだったり、仏像が好物だったり、今時の中学男子にしては多少変わった好みをしている。 でも、子供らしく縫いぐるみが好きだったりもする。 彼の縫いぐるみ好きは既に幼稚園に入る前から始まっていた。 彼のファースト縫いぐるみは、黄色いヒヨコのピーちゃん。 勿論、今もベッド脇の縫いぐるみcollectionの中に鎮座している。 そのピーちゃんから始まり、クマやカピバラ等の哺乳類に至り、次第にカメやイルカ等の海洋生物の縫いぐるみへと、彼のcollectionは進化を遂げるのだが… あれから10年あまり、進化を遂げた彼の縫いぐるみcollectionが母には理解出来なくなっている。 その一つが、ダイオウイカの縫いぐるみ。 イカだぞ? まだデフォルメしたタコくらいなら、何とか理解出来る。 だが、デフォルメ無しのイカだぞ? それも、何故それを頭に乗せて勉強する? 訳が分からん。 次に、ダイオウグソクムシ。 わざわざ此れを買いに、しながわ水族館まで祖父母とおかあちゃんを引っ張って行った、拘りの1品だ。 あまりにリアル過ぎて、可愛いとは思えないのだが? それに、体のヒダの間にへそくりするのは何でなんだ? この先、息子の縫いぐるみcollectionが何処まで進化するのか、少し怖いおかあちゃんです。image=502262563.jpg
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