31人が本棚に入れています
本棚に追加
*おい、オッサン!*
今週末は村の秋祭りです。
それに合わせて旦那が2週間ぶりに帰って来ました。
現場の工期末が迫ってて、たて込んでるんですよ。
あっ、旦那はゼネコンの現場監督が生業なんですね。
で、年も年なんでね。現場所長をしてたりするんですよ。
で、その旦那。
夕食を終えて、片付けをしているおかあちゃんと息子にボソリ。
「ポケ○ンGOしに行くか!」
おいおい、未だやってたのか!
おかあちゃんの心の声。
息子は一月程前には飽きて辞めてるんですよ。
まあ、言い出したらきかない旦那なんでね。
一月ぶりにポケ○ンGOをしに、夜のドライブです。
シュリは車に乗れるだけで嬉しいんで良いんですけどね。
9時過ぎ、旦那、息子、シュリ、おかあちゃんで出発です。
シュリは旦那と後部座席で大人しく座ってます。
時折、酔っ払いの旦那はシュリに携帯の画面を見せてます。
甚だ残念です。我が主人ながらその残念さに泣けてきます。
でもね。そんな旦那を見ながら疑問が一つ。
飽き性の旦那がこんなに長くポケ○ンGOを続けてるのが不思議なんですよ。
で、聞いてみた。するとですね。
「うちの若い者がレベル29なんだわ。
それに追い付いてやろうと思って」
ポケ○ンGOで張り合ってましたよ、このオッサン。
「若い者って、今年の新入社員って子?」
「いや、31才」
何だかなぁ~ コイツの現場事務所大丈夫なのか?
激しく不安です。
呆れ顔でルームミラーを見るおかあちゃん。
シュリはそんな旦那の横で丸くなって寝てましたよ。
『おい、オッサン。頭、沸いてないか?』
って、顔でね。
最初のコメントを投稿しよう!