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しかし、ドライなねこたちも海は苦手なのです。
船酔いでジョニーはやせほそり、今にも死んでしまいそうです。
「ああ……、今回の旅は、思ったいじょうにかこくだったぜ。オレはもう、このまま死んでしまうかもしれない」
確かにジョニーは、もう骨と皮だけのようです。
「何を言っているんだ、ジョニー。そんな不吉なことを言うのは、やめてくれ」
「ああ……」
「よし、おれが見つけた絶好のえさ場につれて行ってやるよ!」
そう言うと、ふとりネコはジョニーを引っぱり、走りだしました。
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