一章

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茉璃「陸っちまで?!」 陸「俺ガチで、単位取れないかも知れないんだ。」 真剣な表情の陸。 姫「ボクたちの家だけど、流石に騒がないでね?」 美桜「留年したら、お姉ちゃんだけ陸さんたちと同じ学年になるです。 別にいいですが。 私は、困りませんし。 むしろ、静かでいいです。」 章「おい、美桜! 幾ら何でも言い過ぎだぞ!」 止める章。 茉璃「…………」 立ち尽くす茉璃。 姫花「茉璃ちゃん…?」 茉璃「にゃはは♪」 目には涙を浮かべていた。 茉璃「あたし、学校に忘れ物しちゃった! 取ってくるね!」 姫「茉璃!?」 走って行ってしまった茉璃。 姫花「私、追いかけてくる!」 姫「ボクも行くよ!」 陸「………姫二人。 お前らはいろ。 お前らが行ったって僻みにしか聞こえないからな。」 姫/姫花「…わかった」
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