『The Another “Origin”』

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ーーー赤井川高校。 篠原 輝の通う高校。特に上位の成績の学校でもなければ、最低の学歴をもつ学校でもなく、言わば平凡。特にこれといったものはない一般的な高校だ。 だがそれ故に、ちょっとした個性的な面々が集まる学校でもある。 そんな学校の昼休み……… 「さあっ!!やって参りましたぜライダーサモン大会!!飯でも食いながら優雅に見ようじゃないか下民共ッ!!」 「いきなりハイテンションで入るなッ!?びっくりするだろ!!」 「やれやれ……今日は別の場所にでもするか?」 輝が携帯と弁当を取り出しそんな事を言いながら、彼の親友である『祭 信也』<まつり しんや>、『木原 始』<きはら はじめ>は彼の近くに座る。 「おいおいこの日をどれだけ待ちわびたと思ってんだ……色んなライダーや怪人の戦いが見れんだぜ?ちょっとしたクロスオーバー的な戦いも見れるわけだ、正にショータイム!!ウェイッ!!」 「……とりあえず落ち着け。変な目線向けられて食いづらくなる。」 「おっと……俺とした事が、遂興奮してしまっていた……」 「大体興奮してんじゃねえかお前この話題で」 「あ?何?喧嘩売ってんの?」 「なんでだよッ!?」 そんな会話の最中……… 「うっさいわねーあのバカ、静かにしろっつーの」 「仕方ないだろ、あいつのライダー好きには手は付けられない。」 『月島 姫』<つきしま ひめ>、『村川 葵』<むらかわ あおい>ともう1人…… 「本当昔から凄いからね……輝のライダー熱は。」 『二宮 舞』<にのみや まい>の3人が離れた場所でその光景を見ていた。
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