4人が本棚に入れています
本棚に追加
ーーー赤井川高校。
篠原 輝の通う高校。特に上位の成績の学校でもなければ、最低の学歴をもつ学校でもなく、言わば平凡。特にこれといったものはない一般的な高校だ。
だがそれ故に、ちょっとした個性的な面々が集まる学校でもある。
そんな学校の昼休み………
「さあっ!!やって参りましたぜライダーサモン大会!!飯でも食いながら優雅に見ようじゃないか下民共ッ!!」
「いきなりハイテンションで入るなッ!?びっくりするだろ!!」
「やれやれ……今日は別の場所にでもするか?」
輝が携帯と弁当を取り出しそんな事を言いながら、彼の親友である『祭 信也』<まつり しんや>、『木原 始』<きはら はじめ>は彼の近くに座る。
「おいおいこの日をどれだけ待ちわびたと思ってんだ……色んなライダーや怪人の戦いが見れんだぜ?ちょっとしたクロスオーバー的な戦いも見れるわけだ、正にショータイム!!ウェイッ!!」
「……とりあえず落ち着け。変な目線向けられて食いづらくなる。」
「おっと……俺とした事が、遂興奮してしまっていた……」
「大体興奮してんじゃねえかお前この話題で」
「あ?何?喧嘩売ってんの?」
「なんでだよッ!?」
そんな会話の最中………
「うっさいわねーあのバカ、静かにしろっつーの」
「仕方ないだろ、あいつのライダー好きには手は付けられない。」
『月島 姫』<つきしま ひめ>、『村川 葵』<むらかわ あおい>ともう1人……
「本当昔から凄いからね……輝のライダー熱は。」
『二宮 舞』<にのみや まい>の3人が離れた場所でその光景を見ていた。
最初のコメントを投稿しよう!