『The Another “Origin”』

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「うわー一瞬かよ、すげえな輝の推しメン。」 「痺れるわぁ……俺のアンクもこんな感じで動いてくれりゃあなぁ……」 輝は自身のアンクのジュエルを取り出す。 絵柄は描かれているが、機能しない。 「まだ治ってないのか、そのジュエル。」 始が輝のジュエルを見て話す。 「あぁ。でもいつかは出てきてくれるとは思うんだけどなー。」 そんな事を話しているうちに、画面の中では次の対決に映っていた。 『さぁ!ベスト8に残った彼らが見せてくれるのはどんなバトルだぁ!?さぁさあサクサクいくぜぃ。第二回戦第一試合ぃ!こいつは注目のカードだぜぃ?前回の優勝者ぁ!ツカサ・K・デイケッドぉ!』 「おお、こいつは俺でも知ってる!結構有名だよな?」 信也がそのプレイヤーに関して、多少なりとも知識はある辺り、有名という言葉もうなづける。 「ああ、この人はやべえ……てか、名前からして本当に似てる気がすんだよなぁ……」 「またその話か、なんだっけ?『門矢 士』に似てんだっけ?」 「寧ろ本人説」 「お前…ある訳ねえだろテレビの世界じゃねえんだし」 「いや……まあそうなんだけどさ。」 画面の中では、そのツカサ・K ・デイケットの対戦相手は、ダークカブトが召喚された。 それに対し、その彼は……… 『<KAMEN RIDE:DECADE!>』 世界の破壊者……『ディケイド』を召喚した。
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