『The Another “Origin”』

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『Set up!チェンージ!仮面ライダー!リベル!』 後ろ姿なので誰が変身してるのは分からなかったが、そこには光り輝き姿を変えた、白いアーマーの仮面ライダーがいた。 「おぉ……全っ然分からねえ。」 「俺も全っ然分からん……でも多分『リベル』って名前なんだろうな……」 その動画を食い入るように見る。 「しかもな、このシステム……ディケイドみたいに他のライダーや怪人にも変身出来るみたいなんだ。」 その言葉と共に……画面のリベルの姿が変わった。 「えぇーチートじゃんそれ!」 「くっそぉ……羨ましい……」 輝は机に伏せ悶絶するように震えだす。 「……でも他にもいるんだって?見た事無いのが?」 「そう!それについてはこいつを見てくれ!」 輝はまた携帯を操作し別の動画を再生する。 今度は顔はある程度写ってるものだ。 『<Drive!Type Speed!>』 『<シグナルバイク!ライダー!マッハ!>』 そこに現れたのは、赤の、まるで車をモチーフにしたようなライダーと、白いモトクロスライダーをモチーフにしたライダーがいた。 『ひとっ走り付き合えよ!』 『追跡!撲滅!いずれも~、マッハァッ!仮面ライダー!マッハッ!!』 「……1人やたらテンション高えな」 「まさか今時ストロンガーみたいに長い口上するライダーがいるとは……後、もう1人がまさかの車って思ったね、タイヤ体にべっけーんってなってるし…」 画面の、正体不明な2人のライダーに対しそう呟く 「……あれ、この2人、あの出回っているっていうベルトじゃないな?」 「そう。これに関しては……本当に、『別の世界から来た』みたいな感じなんだよ……それに、こいつらがあのベルト持ちのライダーと一緒に戦ってるのだってある。」 「えっ!?すげえ!1人メイド服の女がいる!?」 「そう……俺これ見たときめっちゃ爆笑して……く、ダメだ、我慢出来ねえ……」 「えぇーーしかもオーズのサゴーゾ!?ごっつ!この女の子ごっついなwwww」 その後数人、これは顔までははっきり見えなかったが変身したのが見え、その中、輝と信也はそのメイド服のライダーに爆笑していた。 ーーー後々、きっと凄い事が起きそう。 遠くで見ていた舞は、その女の子の気持ちになって考えてみて、そう心の中で呟いた。
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