『The Another “Origin”』

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『なっ………お前、何でそれを!?』 「は?このベルト今は色んな奴に出回ってる筈だぜ?俺が持ってたって別におかしくはねえだろ。」 そういうと、輝はジュエルを1つ取り出す。 「………舞。待ってろ。すぐに終わるからよ。それに………後で謝んなきゃな。」 「輝……それ……?」 『クッ……何でこうもタイミングが悪い……!!』 「なあ?こないだといいさっきといい煽ることだけは一品だなぁ。 ーーー覚悟しろよ。生きて帰れると思うな。」 『ヒッ………!!』 アルマジロオルフェノクは思わず後ずさる。 「それに、俺はただ暴れたい奴とは違うんでなぁ………どうせなら、カッコよく決めていこうぜ?なにせ……『ライダー』なんだからよぉ。 ーーーさあ、一丁仕事と行くぜぇッ!!」 輝はジュエルを構える。 そのジュエルに描かれていたのは……ナックル。 「ーーー変身ッ!!」 <Set Up!> ジュエルを装填する。 そして……両腕を斜めに交差、そして右手を広げ、その右手を更に上へと上げる。 それはナックル……ザックと同じ変身ポーズ。 <仮面ライダー!ナックル!> 輝の頭上にクラックが開き、クルミアームズが現れる。 輝は体を広げ、クルミアームズが頭に装着される。 <クルミ・アームズ!Mister!Knuckle man!> アームズが展開、装着。そして両腕には巨大な拳、『クルミボンバー』が現われる。 輝の姿は、仮面ライダーナックルとなった。
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