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「しゃあっ！！行くぜぇッ！！」
己を鼓舞させるように叫び、走り出す。走り出した先には……ライオンインベスがいた。
「まずはインベスには……アーマードライダーってなぁっ！！」
そのクルミボンバーの拳を勢いよくライオンインベスにぶつける。
『ぐおあああっ！？』
ライオンインベスは大きく吹き飛ぶ。
『うおおお！！』
オリオンゾディアーツは棍棒と盾を構え、輝に向かい走り出す。
「へへ……来いよ。」
『おおおお！』
オリオンは棍棒を振り下ろす。
「オラァアッ！！」
が、その棍棒へクルミボンバーを思い切り殴り付ける。その勢いにより弾き返され……
<クルミ・オーレ！>
「おおおおおお！！！」
連続で、エネルギーを纏ったクルミボンバーを叩き込み………
「ラアアッ！！」
最後にアッパーを決める。
アッパーを決められたオリオンも大きく吹き飛ぶ。
『クッ……おい！お前も来い！！』
『あ、ああ！』
「キャッ！！」
アルマジロオルフェノクと、声を掛けたバヅーも、舞を離し、共に輝の元へ向かう。
「ハハッ！！まだまだ俺のステージは終わらねえぜぇ！！」
そういうと、輝は片方のクルミボンバーを外し違うジュエルを取り出す。
そのジュエルを、装填する。
<チェーンジッ！仮面ライダーナックル！ジンバーマロン！>
クルミアームズが一旦元の状態へ戻り、新たに現れたアームズと融合。
それが再び輝の頭に装着され、まるで陣羽織の様な状態になる。
<クルミ・アームズ！Mister！Knuckle man！>
<ジンバーマロン！ハハーッ！！>
装着の余波で、2人は少し後ずさる。
そこに現れたのは……新たな鎧に包まれたナックル、ジンバーマロン。
今度は毬栗型の手甲、マロンボンバーを構える。
「ライダーは違うが改めて……ここからは俺のステージだぁッ！！」
輝はアルマジロオルフェノクとバヅーに向かい走り出した。
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