『The Another “Origin”』

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『調子にのんじゃねえええ!!』 アルマジロオルフェノクは、大剣と盾を構え、走り出す。 バヅーもその男に合わせ走る。 「ハアッ!!」 輝もマロンボンバーを構え走り出す。 「オラァッ!!」 輝はマロンボンバーの拳でまずアルマジロオルフェノクへ向かい殴り掛かる。 アルマジロオルフェノクはそれを盾で防ぐが、勢いに負け後ずさる。 『おりゃあああっ!!』 バヅーは、高くジャンプし蹴りを放つ。 「ふんッ!!」 輝はその蹴りをマロンボンバーで防ぎ、そこから地面へ叩きつけた。 『ぐわッ!!』 『はあああ!!』 そこへ、翼の生えたライオンインベスが爪を構え輝へ向かっていく。 「おっとぉ!!」 輝はそれを避ける。 『ふん!!』 『くたばれえええ!!』 そこへ、アルマジロオルフェノクとオリオンの大剣と棍棒が襲いかかる。 輝は両方共マロンボンバーで受け止める。 「くっ………」 『はあっ……はあっ……』 『オラァ!どうだよゴラァ!!』 疲れ切ってるオリオンと、完全に頭に血が上ったアルマジロオルフェノク。 「………うるせぇんだよ、こっからだろうが。」 輝は受け止めた大剣と棍棒を弾き返し、そのまま両腕で殴り付ける。 『ぐはっ!!』 オリオンとアルマジロオルフェノクは大きく吹き飛ぶ。 「さて、そろそろ1人撃破と行こうかぁ!!」 <クルミ・スカッシュ!> <ジンバーマロン・スカッシュ!!> 輝はその場で飛び錐揉み回転し、マロンボンバーの突起を発射する。 それが、その場にいる4人に降り注ぐ。 「まずは……テメェだあ!!」 輝の向かった先は……ライオンインベス。 輝のマロンボンバーは、一回り小さな栗の身を模した赤いグローブと化し、それが炎を纏って殴り掛かる。 『ぐわ、ヒイッあちぃ!?』 ライオンインベスは火花を散らしながらそのまま吹き飛ぶ、が、輝はそれを追いかける。 <クルミ・オーレ!> <ジンバーマロン・オーレ!!> 輝は拳をぶつけ、炎を纏う。 「ハアアアッ!!」 そしてその拳を、飛んでいるライオンインベスへと……ぶつけた。 『ウギャアアア!!』 ライオンインベスはそのまま爆発し、ベルトとジュエルは壊れそのまま転げ落ちた。
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