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楓は立ち上がり、数歩歩いたが、ヨタヨタっとして、まっすぐ歩きづらかった。 こんなに酔っぱらうのは初めてだ。 匠と別れると決心したことが、思ったよりもキているのだろうか。 すっと楓の腕に手が添えられた。 「危ねぇな…。」 金髪くんが支えてくれている。 もうどうでもよくなってきたので、支えられるまま送ってもらうことにした。
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