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そんな中、突然キラキラと光るダイヤを纏ったような家は、突然私の目の前に現れた。
煌々と輝き光を放っているのに私はその家の玄関前に来るまで、その状況に気づかずにいた。
余程ぼんやりとしていたのだろう。
その家をふと見やると看板が出ている。
『PURE … 』
PUREの後の文字がかすれていて読めない。
NだかMだか、そんなところだろうか。
一体何の店なのだろう。
普段なら、そう思っても決して冒険などしない
臆病な私だが、この時はもうどうなっても良い。
むしろどこかに身を投げたしたかったのだろう。
その後どんなことが起こっても構わない。
何も怖くなかった。
私は勢いよくドアを開けた。
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