4章 都市伝説

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茶山祐子は医学部の3回生だ。将来は国家試験に合格して、 内科の女医を目指しているらしい。 しかし、茶山祐子は女医にしておくのはもったいないような 美貌の持ち主だった。長い黒髪は軽くウエーブをかけており、 その豊満な両のバストの上に垂れかかっている。 それでいながらウエ ストは細く、大きなヒップには張りがあり、 今は長く細い脚を横に崩して座っている。 上にきている純白のブラウスは、 その大きなバストを強調しているかのように身体に張り付いていた。 下は濃紺のタイトなミニスカート。 ドレスを着れば、ナンバーワンキャバクラ嬢と言っても、 誰もが信じてしまうだろう。だが、性格は外見とは裏腹で、 生真面目なほうだ。医学生のせいなのか、 それとも元々がそうなのか、 潔癖症の傾向があった。
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