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この物語が出たのはいつからなのか。
作者不明、時代も不明、だが、この物語が流れた後から世界が滅びそうになることが幾度か起きる。
そして必ずその中心には[巫女]と[元帥]と呼ばれる者が存在する。
偶然か、それとも必然か―
いつしか民たちは災いが起きる度にまことしやかに囁やくようになった。
嫉妬から呪いを受けた[巫女]と[元帥]の
生まれかわりが再び結ばれた時必ずや
世界は破滅するだろう―と。
そして言い伝えとして
脈々と受け継がれていく。
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