とっても元気なダンボール

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「……まあ良い、どの道追い返すにも警察呼ぶのも俺が損する結果になりそうだし、居座るなら仕事はしてもらうぞ」 「っ!! ヤッター!!」 飛び跳ねて喜ぶ獣人娘。 その脚力余って天井に頭をぶつけて「ぐふぅ……」と唸っていた。 ああ、やっぱり獣でもあるんだなこいつ。 「ただし、あくまで仮入居だ。 変な事したら即刻追い出すからな」 「変な事はしませんけど凄い事はするかもしれませんよ旦那ァ!! ふへへへへっ」 「その時はその耳引きちぎるからな」 「旦那怖い!!」
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