第1章
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桜が散り始める頃 私は高校生になる。 このように話していると 今でも思いだす。 君と 一緒に生きた ある一年間。 2072年の4月は私が北里高等学校の一年生になった日 ドラマのような桜が散って 初めて会う人 制服 明日 君はここに。
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