朝から変態

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バターン! 「先輩、どうしたんですか!?」 一番に部屋に飛び込んできたのは、愛美。 フワフワ系の美少女だ。 続いて、またもや美少女・・・ではなく、小柄で可愛らしい顔立ちの男子、誠君。 一つ上で、頼れる兄的存在のマナトさんと続く。 愛美は掛け布団をひっぺがすと、布団に横になっている変態に、冷たい目を向けた。 「何やってるんですか、先生。」 そう、彼は私が通っている高校の教師だ。 「兄さん、犯罪ですよ。」 マナトさんの実の兄でもある。 「早く離れろよ、変態。」 誠君も冷やかな目で先生を見下ろしていた。
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