朝から変態

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「変態だなんて失礼だな。俺はただ五十嵐ちゃんを起こしにきてあげただけだよ。」 「余計なお世話だ。つうか、半裸で人の布団に潜り込んでたら、変態以外の何者でもないわ。」 つい、つっこんでしまう私。 先生は上半身裸に、トランクス一枚という、ほぼ裸に近い恰好だ。 「だって、俺家の中では全裸派よ。トランクス履いてるだけましでしょ。」 そういう問題ではない。 先生は徐に立ち上がると、何処からか取り出した、真っ白なヒラヒラのフリルの付いたエプロンを身に付けた。 前から見たら、完全な裸エプロンだ。 変態度が増した。
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