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ここにいるのが昔から決められていたみたいに落ち着く。
性欲とか、下心とか、あるにはあるんだけど。
今はこうして抱き合って眠るだけで満たされている。
出来ることならずっと抱き合っていたいくらい。
自然と眠くなってゆっくりと眠ってしまった。
隣でまだスヤスヤと眠る透也の瞼が腫れていて、指で触れてみる。
サラリと髪が頬にかかる。
色素の少し薄い、サラサラの透也の髪。
朝の陽の光に反射して綺麗だ。
このままずっと見ていたくなる。
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