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起きないようにそっと透也の額に口付けをして、ベッドから起き上がった。
腫れ上がった透也の瞼を冷やすためにタオルを用意して、目を覆った。
起きるかと思ったけど、眠ったままだったからそのまま部屋を出て朝食を作ることにした。
食べ終われば大学へ行くのに丁度いい時間になる。
テーブルの上に朝食を並べてから部屋を見に行くと、透也も起きていて両手を広げてきた。
少し照れ臭かったけど、透也からのスキンシップの要求は珍しくて嬉しくなって顔が緩んだ。
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