2章 青の学生の時の過去

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2 (青の高校時代)  「ユッキー」こと 青山幸村の 生涯の 親友となる 黒田洋(くろだよう)と 前田亮(まえだりょう)とは 高校1年生のときに 出会った。  黒田洋と 前田亮は 中学の ときも 一緒だったらいのであった。  そして 高校1年生の 1学期 そもそも 黒田洋と前田亮と 青山幸村は このときから 同じクラスだったのである。  そう 1学期 前田亮が お人好しにも 青山幸村が 同じ クラスメートと 喧嘩らしきものをして 前田亮が 止めて 黒田洋が 仲裁した のだった。  それで 喧嘩らしきものが 一件落着したのが そもそもの 友達に なるきっかけであった。  そのときの やり取りは 青山幸村が こう切り出した のだった。 「黒田くんに 前田くんだったね。  ありがとう 助かったよ。  自分は 青山幸村だけど  良かったら 信頼の証しに  (ユッキー)って 呼んでよ。  幸村だから (ユッキー)なんだ。  それで 本当に助かったよ。  良かったら 友達になって  くれないかな?」  黒田洋と 前田亮は それを心良く 快諾した。  それからというもの この 3人は 何かにつけ 一緒に 過ごすときが 多くなった。  青山幸村が知的派 黒田洋が 現実派 前田亮が肉体派を 担当して うまくかみ合っていた。  そんな やり取りがあって この3人は  固いきずなで 結ばれることに なって いったのだった。
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