青山幸村の章(それでも君のことが好き)

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主人公…青山幸村(あおやまゆきむら) 1 序章(青のはじまり)  どんなに純粋に 人を好きになったり 愛したりしても 叶わないことしか ないのかも知れない。  青山幸村(あおやまゆきむら)は 今まで そんな想いに かられて 生きてきたと 思っている 高校2年生である。  親しい友達からは ユッキーという あだ名で呼ばれている 色々なことに 臆病な所がある 男子高校生で 北高校に通っている あえて言えば まあ普通の 男子高校生である。  青山幸村は 勉強もあまり 出来なければ 顔も ごく ありきたりの 顔であった。  そして 高校2年生のときの 状態で 恋に恋いこがれてはいたが とても恋に 臆病になっていた。  今まで 人を好きになっても 片思いで 終わることが ほとんどで 女性なんかに 夢も希望もあるものか なんて 思い込んでいた。  自分なんて しょせんはそんなもの なんだって 思い込むことで 自我を 保てていたのだった。  山井もみじと言う 女性に 出会わなければ もう少し違う 恋愛感覚を 高校2年生のときに 持てたかも知れないと 自分は 思っている。  もみじさんに 会ってそして 運命的に恋した。  そして 付き合うことになったけど 結局 自分の性格が災いして 一方的に 降られてしまった。  それで この高校2年生の 初夏の この時期に さびしくて辛くて どうしようもないって 思っている 自分(青山幸村)が いるんだ。  それが 自分こと青山幸村の 思いなんだ。
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