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セラの息が荒い…、赤く火照った身体からは、吹き出した汗が流れていた。
「ハァ…、ハァ…
ヒャッ!…ダメ(アァ…ハルが奥に…)…」
「もう…、遅い(ウッ…、吸い付く…)…」
抱えているセラの身体を、ゆっくりと動かし始めたハル…
顔を紅くして恥ずかしそうにセラの細い腕が、ハルの首に抱きついた。
「ァァ…ァァ……、ハル…ぼ、僕…」
「まだだ……、………いくな」
激しく動かしながら、セラの赤く火照った顔を…
妖しげに喘ぐセラの顔を…
幼さの残った顔が、快楽に犯されていく様を…、ハルは笑みを浮かべ満足そうに瞳を輝かせ、ジッと見つめていた。
「ハァ…、ハァ……も、もう…でちゃう…
アゥ…ゥゥ…ダメ…、ハル…イキたい…」
「ん……、かわい…い……セラ、愛してる…」
恥ずかしそうに、イカせて欲しいとねだるセラ…
ハルにしがみつていた腕に力が入る…
「ハゥ……ゥゥ…ゥ……、ハ、…ハル…」
ハルの指がセラのモノを掴み、先を刺激する…
ハルの動きが止まった…
耳を甘噛みするハル…
「セラ、イッてもいいよ……」
耳元で囁き…首筋を優しくキスしていくハル…
同時にハルの指が背中や乳頭を刺激した…
「ヒッ…、ヒッ…、ヒャァ!!!ァァ……」
セラの身体が、雷でも落ちたみたいに硬直し、頭が後ろに反り返った…
下半身にいきり勃っていたセラの熱いモノから、白いものが迸った。
「セラ…、愛してる…」
意識が遠くなる中、セラはハルの甘く低い声に包まれてる感じかした。
「……ハ…ル(僕の中に…まだ、ハルのモノが…)」
そして、目を閉じたセラ…
ハルの中に溶け込んで行くような…
そんな不思議な感覚に、セラは微笑みを浮かべていた。
僕は“ゼラセラサールの混沌の闇”と、言われるもの。
ハルの指が僕の本体に触れた時に、運命を感じたんだ…
この人と一つになるって…
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