1 始まり

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1 始まり

痛いーーーー。 それで私は夜中に目が覚めた。 ううぅぅーーー!!!!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い!! あぁ……頭が割れそうだ。全身に力も入らない。 体まで痛み出した。痛みに耐えながらも枕元の時計を見ると2時を指していた。 ーーうあ"あ"あ"ぁぁぁ!! 今までよりもずっと痛い。全身が焼かれているのではないかと思うぐらいの痛みだ。 視界が霞むーーー。 死ぬのではないだろうか。 もう大好きな親友、結城 奈津にあえないのか。 最後に変化していっている自分の手を見て、神宮 成月はーーーーー 意識を手放した。
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