1 始まり

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眩しいーーーー。 でも、痛い。気絶してから何時間経っただろうか…。 まだ、得体の知れない痛みが続いている。その痛みが死んでないことを意味していた。 最初よりも痛みは少ない。立つ余裕があり、ベッドから降りた。時計がさしていたのは午前5時。起きる時間としては1時間早い。 ベッドの近くに置いていたペットボトルの水を口に含んだ。細菌がいっぱいいるだろうが、そんなことも気にならないぐらいに喉が渇いていた。 ーーーーーあぁ。 痛みが止まった…。 ふと枕元のスマホを見るとマナーモードにしていたせいか不在着信がきていた。 親友かららしい。1時間の間に3件きている。不在着信履歴から親友の名前を選択し、掛け直すーー。 「はぁーーー!やってでたぁ…取り敢えずすぐにテレビつけて!変な番組やってるから。」 そう言われ、私は一階に降りてテレビをつけた。 「ご覧ください!翼や動物の耳、角がついたような人などが出勤する様子を確認できたでしょうか?!これは日本だけではないようです! 現場にいる樋口アナウンサー!!」
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