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魅惑の宵。
酒とダンスを思う存分楽しんだ後に繰り広げられる情事。
年老いた不能の夫に満たされることのない躰を伯爵の前にさらけ出す。
マダムは自らスカートの裾を託し上げると伯爵が自分のそこに顔を埋める様を眺めて尚更に呼吸を乱していた。
「…はぁ…んっ…あぁっ…もっと…吸ってっ」
マダムの要求に伯爵は顔を上げてニヤリと口角をつり上げると目の前のそれを抓み口に含んだ。
「あっ、ああっ…それっ…いいっ」
敏感な蕾を強く吸引されて豊かな太股が震える。
コリコリと唇で挟みながら刺激を加える伯爵の口元にマダムは溶けてきたそこを擦り付けるように悶えていた。
若い内に歳の離れた公爵に嫁いだマダムの躰は年齢の割にまだ男を二人しか知らない。
本当の悦びも知らずにいたマダムを花開かせたのは、他でもない、この美しい伯爵。
グレイだった──
「マダム…貴方は何時も少女の様でいてとても淫らだ。私は公爵が羨ましいですよ…」
溶けてきたそこから顔を上げ、微笑みながらグレイはマダムの腫れた肉芽を指先で弄ぶ。
疼く先端を優しく擦り続けるとマダムはもどかしく腰をくねらせていた。
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