玲という女

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「いつだすか?」 ついなまってしまったが、私の好きな苦笑い顔をしながら答えてくれる。 「明後日だ」 「お菓子も用意できない!!」 「大丈夫だ。 母さんの所にお見合いでできた菓子がやまほどある。 それを使ってくれ」 山ほど積まれたお菓子の部屋に行き、賞味期限の早いものから分けて行った。 部屋から出た時は……大量のせんべい……をかかえて せんべいの消費期限が短いって、誰が思っただろう? 長持ちしそうなのに…… しけるから……かしら?
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