玲という女

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「まあ、ここの家は、あなたみたいな人がいたから、よかったわね」 ほほほと笑いながら、大叔母様は病院へ向かっていった。 なんだか、処理をしに来た人みたい…… その通りなんだけど…… 学さんは……ここを仕切る能力がほしくって、来てほしかったの? それとも……私自身を必要として? 聞けば、簡単なことだよ。 そう、短い言葉なのに、重い……
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