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第十二話:ピンク再就職
「どうぞ―」
「どうぞー受け取っておくれやす~」
「お願いしまーす。早く受け取れよー」
「ピンクちゃん先に休憩いっていいよ。ティッシュ後ろに置いといて」
「おう!頑張っとけよ先輩!」
「相変わらず新人なのに偉そうだなね。まぁいいや30分ね」
「わかった、三時間ね」
「三十分だよ!俺が休憩に行けないんだよ!ティッシュ蹴るんじゃない」
「はいはい、んじゃ行ってきます」
「所で何で帰り支度してんの?鞄まで持って」
「帰ろうかと、このバイト辞めますので」
「ショット!!待って生意気ガール!!俺の堪忍袋のおが切れまくってましたよ」
「何で怒ると中学生英語でるんですか。バカなんですか一本じゃないんですね」
「そんな事はどうでもいい、一人で配れってのか!!頼むよ帰らないで!お願いしますかぁらぁ」
「泣くなキモイんだよブ男!!口くっさ」
「ヘルメット被ってるじゃん!何で匂いわかんのピンクちゃん」
「顔だよ!これはヘルメットじゃねぇ!口から下水道の匂いがするから近寄らないで」
「もうこうなったら!!キスするしかねぇ!!」
「触るな!!ブ男!!もっと殴られたいか!!」
「はい!」
「じゃあ、三万で」
「喜んでぇ!!」
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