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第十五話:新たな刺客人間
「ブルーさん、今日こそ出て下さいよ!」
「いませーん」
「君の保護者の方には了承を得てるんです!地球に住むなら出て下さい!」
「あのババァ!裏切りやがったな!はいはい出ればいいんでしょ」
「貴方地球を守る前に、口の悪さを治した方が良いですね」
「余計なお世話なんだよ!今日は何の用だよ!」
「今日は国民年金、国民健康保険、住民税の回収に………」
「金ならない!」
「偉そうにしないで下さい。あと机に足置かないで下さいね」
「地球に居る以上、いや日本に居いる以上は払って貰います。国民の義務ですので」
「でも俺働いてないし」
「仕方ありませんね。今回特別な措置の紙持ってきましたので」
「やだぁ!文字がいっぱいで意味が解らない!書類嫌い!!」
「文句ばっかり言ってねぇで書け!このゴクツブシが!」
「酷い!ヘルメットじゃないのに、、、、、、」
「なんの話だよ!そんな話してねぇよ!次来るときまで書いとけよ!!」
「お前がな!」
「お前がだよ!何がお前がなだ!他人事か!やってなかったらぶっ飛ばすからな」
「はーい」
「ゴミ箱に捨ててんじゃねえ!!お願いします書いてください!!」
「解ったよ!そんなお前も嫌いじゃねーよ!」
「俺も!」
しかし、結局グリーンが書き忘れた事は言うまでもない。
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