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第二話:引きこもり悲しみブルー
「お邪魔します。おお、元気そうだなブルー。お前の母ちゃん心配してたぞ。お前ん家何度来ても落ち着くわ素朴で何か本屋の匂いがする」
「なんだイエローか、アンタ位だよ俺の所に来てくれるのは。母親なら一日一回顔出してるよ部屋から」
「みんな忙しいんだよ。働かないと怪人の居ない御時世生きていけないし」
「皆レッドの所為だ!あいつがいきなり”俺は世界の人々より一人の女を守って生きてぇ”とか言っていきなり解散するから」
「まぁアレは衝撃的だったわな。俺もしばらく放心状態になったしヘルニアにも。でも地球がヤバくなったら集まるらしいからそれで良いんじゃね」
「ヘルニアかんけぇね………いやなんでもねぇ。それより何か様か?また仕事の話なら聞かないぞ」
「そんな訳にもいかないだろう?働かざるものとも言うし、家に金入れないと大変だろう何時までも引きこもってちゃぁ…………皆も心配してるぞ」
「ウルセェな!アンタに関係ないだろ!そんな話なら帰ってくれよ!アンタ以外来ないって言ってるだろ!誰も俺の心配なんてしてねぇんだよ!」
「今日は駄目みたいだな。また日を改めて来るよ」
「ウルセェもう来るな!チャック開いてるぞ!ちゃんと閉めて来いよ!所で何の仕事だったんだ」
「ピンクの所でホステス」
「出来るかぁ!!」
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