特撮編

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第四話:世界平和を金で買う 「久しぶりだなイエロー。仕事帰りか?スーツ姿も様になってるじゃないか」 「ぶ、ブラック!!わざわざ来てくれたのか。狭い所だが良かったら家まで寄って行ってくれ」 「いや遠慮しておくよ。奥さんも子供も居るんだろ?俺なら缶コーヒーが有ればそこで十分さ」 「公園か。少し待っていてくれ妻に連絡だけ入れて来るから」 ーーーーーーイエロー連絡中。 「ああ、突然でスマンな。実はイエローも聞いてると思うがレッドが消える直前、レッドの戦闘マシンを売り払った事は知っているな」  五人それぞれの戦闘マシンは合体し一体の大きな変身ロボとなる。しかし一体でもかければ合体は不可能となる。 「それがどうしたんだ?もしや見つかったのか??」 「あぁ、運が良い事に戦闘マシンは車やバイクの形こそすれど、車検には何一つ通せない仕様だからな。そもそも武器がついてる時点でアウトだ」 「むしろレッドよくそんなもの売り飛ばしたな。何処で見つかったんだ?」 「ぼったくり中古車センターで、5万で売っていた。しかし、あいにく手持ちが無くてな」 「5万なら買えよ!ってか金借りに来たのかよ!!」 「……………てへぺろ。貸してちょ」 「可愛くねぇんだよ!!!」
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