特撮編

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第六話:おやっさんブルース  モメルンジャー達の秘密基地 ”喫茶 昼顔”はマダム達の失楽園でも有った(意味は無い) 「おやっさん久しぶり!レッドはまだ帰って来てないのか?一応他のメンバーには声かけたんだが」 「イエローか。まぁコーヒーでも飲みな。お前達の戦闘機の整備ならちゃんとしてるぞレッドの以外」  レッドの戦闘マシンは、中古車センターで売られていたが、紙一重で買い手が見つかり取り戻す事が出来なかった。 「そうか、いつも世話になってスマネェ。所で体は大丈夫なのか」 「あぁ、最近は切れ痔の方もイボ痔の方も大丈夫だ。そう言えばイエローは持病の痛風は大丈夫か」 「冷えると痛むが敵と戦う際にそんな事言ってられないからな。銭湯に通う日々さ」 「所で自慢の看板娘の美千子ちゃんはどうしたんだ?等々嫁いじゃったのか?」 「……………あの野郎っっっ!!絶対にぶっ殺してやる!!」  急に怒りを露わにしたおやっさんだった。 「どうしたって言うんだよ!!おやっさん!!一体美智子ちゃんに何が有ったって言うんだよ!!」 「何もくそもネェ!!美智子が!俺の美智子が!レッドの野郎に食い逃げされたんだよ!!」 「(゜-゜)」 「アイツは二度と此処の敷居は跨がせねえ!!美智子はショックで三日寝込んだ後、新しい彼氏作ってやがったよ!今じゃ俺はおじいちゃんだよ!」 「美智子ちゃん…………結婚、出産おめでとう!!」
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