群青2 モノクロ最終章

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柔らかな感触と体温。 胸の辺りから聞こえる寝息が眠気を誘う。 静かに目を閉じ、意識を手放せば、あっという間に夢の中。 前方を歩くゆずの足元からこの世界は色を変えていく。 モノクロからカラフルに変わるその様は言葉にできないほど美しい。 その様子を眺めながらゆっくりと歩いた。 すると、ゆずによく似た笑顔の女の子とどこかぶっきらぼうな男の子を見つける。 途端に湧き出る感情は『喜び』 近づくと声なき言葉で俺を呼んだ。 その声を実際に耳にする日は
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