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校門の前で4人で話しながら待ってると走って来た関薮が見えた 「あれ?皆さんなんで待ってるんですか?」 「なんでっていつものことじゃん。私達がこの中の誰かを置いて帰ったことある?」 「……ないな。よく出来た人たちだよ、ほんと」 「それな~。さぁ、行きますか!」 出発しんこー!と私の号令でみんなで同じ方へ歩き出す。いつも女子と男子で分かれながら向かうのだ 「あーちゃんよかったじゃ~ん」 「ふえ?何が?」 「何ってみんなでお出かけ。」 「うん、私このメンバー大好きだもん!」 「あらあら、大好きだなんて嬉しい~。お持ち帰りしちゃいたいわ~」 「乃花先輩にお持ち帰りされるならいつでもどんとこいです!」 「さすがあーちゃん、乗っかるね~」 「まぁね~。ちょっと本心だったり、なんて言ってみたりして」 「ごめんなさい、私から言ってからなんだけどそっちではないのよ…」 「そ、そんな…!!」 「乃花先輩もトバしますね~」 「ふふっ、楽しむときはとことんってね♪」 さすがは私たちの先輩、わかってらっしゃるよ!! 「コントすんのも良いけど内容とかほどほどにしとけよ~」 「「「はーい」」」 ツッコミ入れる人も居るからなんだかんだで良いバランスなのかもね
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